お元気様です。
エフネクストの長田安広です。

会社、お店によってお客様をどのようにとらえているか根本的な考え方や
その考え方に基づいた社風が形成されています。

量販店は、何が売れているか? どんなニーズがあるか?顧客という捉え方をおこないます。

量を販売するためには動向を分析し顧客ニーズを正しくとらえる必要があるため大切なことだと思います。

では、小売専門店はどうでしょうか? 

量販店と同じ捉え方で顧客としてお客様と接していませんか?
 

花業界はこの10年右肩下がりが続いています。

なぜ花は売れないのでしょうか?
 

これから益々モノ余りの時代の中で、膨大な情報量でお客様は「選択という精神的コストを」支払って
モノを購入しています。

モノが売れない一つの原因は、お客様が支払うコストにあります。

お客様の支払うコストの一番は

お金です。 だから価格より価値の低いものは売れません。

しかし、お金だけがコストではありません。
 

1.金銭的コスト 

2.時間コスト 3.肉体的コスト 4.精神的コストがお金以上に重要視されています。

だからコンビニは増え続けているのです。

また高齢者も買い物に出かけるには大変な肉体的、時間的コストをがかかっています。
 

コスト感はお客様の所得や年齢によって違いがありますが、前述しましたコストの比率が違うだけです。
 

これからの小売専門店は、いかにお客様の精神的コストを低くするかが重要です。

シンプルに言いますと、お客様は、自分の事を覚えてもらっていて、購入したものから好みなどを理解してくれて
個々にあわせた提案をしてくれるお店のことをいつの間にか一番先に思い出してくれるようになります。

そもそも、なんの小売専門店でもお客様は、名前をさりげなく親密感を込めて呼ばれ、購入履歴を気づかいされて、お誕生日なんかを
お祝いしてくれるお店の事を忘れるはずがありません。

個客として捉えて、お客様の精神的コストを最小限にできる小売店は今後確実に繁盛します。


お花は売れないのではなく、お花の事、お店の事を思い出してくれないだけです。

個客としてお客様と接しているお店は忘れられないだけではなく、お花が必要になる回数が結果的に増えるわけです。

お客様のコストを最小限にできる、個客対応を始めましょう

エフネクストは個客対応をサポートする道具です。

花はモノとして、ハサミやナイフという道具が必要です。

個客にはコトとしてのカルテという道具が必要です。

モノトコトの両立がこれからの小売専門店には重要になります。

さあ明日もコトの道具の使い方を磨きます!!

 

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