お元気様です。長田安広です。

植物の日々の戦いは地上での光の奪い合いだけではなく
地下の土の中でも行われています。

根から様々な化学物質を出して、周りに生育している
植物の根にダメージをあたえたり、発芽を阻害する
化学物質を地下で放出しています。

私たちが想像しているよりはるかに植物の世界は、繁栄の競争が
激しく行われています(汗)

このように他の植物の成長を抑制することを「アレロパシー」
と呼ばれています。

この言葉は、植物間の競合において、ある植物が出す物質が
別の植物の生育を阻害する場合において用いられ、あまり
人間間では使用しないと思いますが、人間も日常的に
同じようなことしている場合があるのかもしれません。

ただ、アレロパシーは生物を抑制するときだけに用いられるのではなく
逆に、生育を促進するケースもあるようです。

植物間では、抑制や攻撃的なケースが多いのが事実のようですが
人間間では、気づかないうちに相手を抑制したり、成長を妨げたり
するのではなく、会社や組織の中でも結果的に足の引っ張り合い
をせずに、一人一人が自律した責任と成果をつくりだすことを第一として
生育を促進する関係でアレロパシーを意識したいです。
 

もっと見る