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有限会社 花のセイカエン

有限会社 花のセイカエン

プロフィール

有限会社 花のセイカエン

代表者
代表取締役 佐藤 一英
店舗名
花のセイカエン
住所
〒960-8102
福島県福島市北町3-3
電話
024-522-3478
FAX
024-522-4187
営業時間
9:00 - 19:00

創業から80年間引き継がれてきた技術、経験、勘さらに『顧客データ+仕組み』を三代目から四代目へのプレゼントとして…

有限会社 花のセイカエン

Q. 導入のきっかけは何でしたか?
A.
80周年を機に、継続的なお客様への感謝の気持ちを。
当店は今年で80周年になります。おかげさまで私で三代目です。
創業時からお世話になっているお客様もたくさんいらっしゃるので、お客様への感謝のイベントを4・5年前から考えていました。何か周年パーティーのようなものを開催するのも一案でしたが、私の代でちょうど80年を迎えさせていただくので、1日だけの感謝ではなく継続的にお客様へ感謝の気持ちを伝えることは何かできないかと考えていました。
何かお客様へ心のこもったサービスを形にしたかったのですが、漠然とした想いがあるものの、考えがなかなかまとまりませんでした。そんな中で、花市場で顔見知りの花屋さんにエフネクストのセミナーに誘われて行った際に、運命的な出会いをしたわけです。エフネクストのコンセプトは自分が抱いてきたお客様へのサービスにピッタリでしたし、実務にもツールとシステムが順序立てて落としこまれていますしこれを利用すれば、継続的なサービスが実現できると確信しました。
Q. 最終的に数社ある花店システムの中で、「エフネクスト」を導入した決め手は何でしたか?
A.
エフネクストのツールは、花屋×広告のプロフェッショナル。
決め手というか、きっかけが決め手だったので、先の質問の続きになりますが、大きな要因は二つあります。
一つ目は、エフネクストはシステムだけではなくツールが順序だてて揃っていたこと。本当に、各ツールの完成度には感動と衝撃を受けました。自分なりにチラシなどは作ったり、デザイナーに依頼したりして作成したことはありましたが、何かが違っていたんですよね。エフネクストのツールは花屋さんを経験し、かつ広告のプロのスキルがないと出来ないと思いました。ほかにこのようなツールは見当たりません。
二つ目は、先にもいいましたが当店はおかげさまで私で三代目を継がせていただいております。二代目から教わり引き継いだ経験と勘でなんとかお店を継続することができております。息子がおりまして、現在東京の花店さんで修行させていただいております。私は息子に出来ることなら後を継いでほしいとは思っていましたが口にはしないでおこうと接してきました。それは私も経験した三代目というプレッシャーを、もしも息子が継いでくれたなら、同様に四代目のプレッシャーとして与えてしまうのではないかと思っていたからです。

エフネクストは玉手箱。花屋を継ぐと言ってくれた息子へのプレゼント。

ところがある日息子から「花屋を継ぐから」と言うことを話してもらい、私にとっては息子からの最高のプレゼントでした。
息子に恩返しと言うのも変かも知れませんが、そんな気持ちから、二代目から教わり引き継いだ「経験と勘」は大切に守りながら、さらに「顧客データと仕組み」を渡してあげたいと考えたのです。やはり最大のプレッシャーは、“これからもお客様に愛される花店でいられるかどうか”だと思ったので。
昔話の浦島太郎の玉手箱は蓋をあけるとおじいさんになってしまいますが、私にとってエフネクストは玉手箱であり昔話のストーリーとは逆に「若返りの玉手箱」だと思いました。
この玉手箱に確実なお客様の情報をできるだけ詰め込んで息子にプレゼントしたいと考えています。

Q. 導入以前の課題についてお聞かせ下さい。
A.
課題は商品企画と広告。
課題は商品企画と広告でしたね。
自店のアピールの方法は自分なりにありましたが、確実に進めれるような方法かどうかは迷いがありました。仮にチラシを作成しても、何処からどのように配布し、情報の収集、注文データの残し方など、見えない部分のほうが多かったのかもしれません。広告を打っただけでは、瞬間的には売上が上がるかもしれませんが、継続していくには「顧客分析」ができるようにしておかなくてはいけませんから。
また歳時毎の商品企画も然ることながら、普段の商品企画や推進も、日々の業務に追われてしまい、なかなか進めることが出来ていませんでした。
Q. 導入後の効果についてお聞かせ下さい。
A.
従業員が一人増えたかのよう。 お客様もスタッフも笑顔が増えました。
エフネクストのシステムもツールも、実際に花屋さんで使いテストして繰り返し改善されたものなので、販路を広げるのに非常に使い勝手がよく3か月で結果も見え始めています。
また惜しげもなくオリジナルに企画された商品を提供してくれるので、それを参考にしたアイデアも広がっていきます。マジカルブーケやダイヤモンドローズなどの、付加価値の高い商品を利用できることの効果は大きいですね。
またお客様をスタッフ全員が共有できる事も非常に大きな効果として実感しています。お客様の情報が見えることで、接客時の会話も自然と増えますし、コミュニケーションを深めることができます。何より、お客様にもスタッフにも「笑顔」が増えたことがとても嬉しいことです。
エフネクストのシステムはいろいろと痒いところに手が届き、お知らせ機能なども充実しているので、お客様担当の従業員が一人増えたかのような錯覚すらあります。
Q. 今後の計画をお聞かせ下さい。
A.
エフネクストユーザー同士で切磋琢磨して地域のお客様に愛され、輝き続ける花屋へ。

東北のエリアにはエフネクストを共有する仲間がいるので、この仲間たちと自店が継続的に地域のお客様に愛され、輝き続けるにはどのように推進していくのかを話し合い、切磋琢磨して行きたいと思います。定期的に開催される「販促会議」もかつてなかった花店同志の取り組みとして高めていきたいと思います。
それと今後はモバイルの時代としてエフネクストのモバイル販促機能を最大限活用して、その日のお得情報やお花の情報を配信してお客様とのコミュニケーションの仕組みを作っていきたいと思います。
計画はいろいろとありますが、「若返りの玉手箱」にしっかり詰め込んで四代目にプレゼントしたいと思います。