本日もお元気様です。
エフネクストの長田安広です。
研修等で植物と人間の違いを考えることがあります。
生物としては同じ生き物として気づきをえるための大切な問いにしています。
先ず違いとして多い意見が、動けるか 動けないか です。
大きな違いではあるのですが、この違いをあまり深掘りしていませんでした。
この違いをあらためて考えたときに、強く生きるための本質があると思いました。
強い植物は、先ずは根をはります。
例えば真竹は寿命が約120年と言われますが、最初の3年から5年はほとんど成長しませんが、
地下茎から根を張り巡らせ、成長の体制を整えて、いっきに伸びていきます。
成長の著しい時は、一日に1メートルも伸びるのです。
動けないからこそ、強く成長するための順番を解っているのでしょう。
では、人は動けるわけで、強く成長する順番を正しく行えているのでしょうか?
人にとっての根とは何にあたるのでしょうか?
人によって成長の方法や考え方の違いはあるかと思います。
しかし、植物も人も生命の発達の原則は同じだと感じる次第です。
植物と向き合うと、強く生きる術を教えてくれます。
取り方によっては多くの偉人の教えを植物はすでに何万年前から行っているのです。
植物に正しく向かい合う事を大切にしていきたいと思う次第です。